ショベルカーが露天市場に突っ込み、屋台や人々をなぎ倒した無差別襲撃の現場。倒壊した屋台と路上に散乱した商品、混乱の中で立ち尽くす人々の様子。2026年3月29日、中国北京市房山区。(動画よりスクリーンショット)
刃物を使った傷害事件は1日数百件

中国で無差別襲撃が多発 1日数十件の実態

無関係の市民を手当たり次第に巻き込み、襲撃する。社会への報復を狙ったとみられるこうした凶悪事件は、近年、中国各地で相次いでおり、その頻度と激しさは増す一方となっている。

一部の事件は、検閲をかいくぐるか、削除される前にSNSに投稿された映像が保存され、海外のSNSに再投稿されることで外部にも知られている。しかし、そうして表に出るのは氷山の一角にすぎないことが、本紙に寄せられた当局関係者の証言で改めて裏付けられた。

体制内部の関係者・衛方氏が本紙の取材に対し明かしたところによると、中国では刃物による傷害事件が毎日数百件発生し、そのうち無差別に人を襲う悪質な事件も、毎日数十件に上るという。こうした実態はほとんど外に知られておらず、当局が情報を封じている。

▶ 続きを読む
関連記事
中国の10月の大型連休で、各地で数時間の充電待ちが発生し、最長7時間待った例も。充電器の増設が進む一方、需要の集中や設備投資の偏り、業界の過当競争など構造的な問題が浮上
ブランチ米司法長官は、中国共産党による越境弾圧への対応を司法省の「最優先事項」と表明した。FBIや財務省など政府機関のあらゆる手段を活用し、関係者への捜査・訴追を続ける方針を示した
中国経済は「日本化」に向かうのか、それとも「ソ連化」に向かうのか。近年、両説にはそれぞれ支持者がいたが、今、新たに第3の可能性として「ソ連式日本化」が浮上している。
中国の俳優・王星が昨年だまされてミャンマー東部ミャワディに連れ去られた事件で、新たな捜査資料が明らかになった。王星は4日間で3回転売され、人身売買組織は学歴やタイピング速度などを基準に被害者を値踏みし、最大20万元で売買していた
映画より昼寝サービスが人気、巨額を投じて大々的に宣伝した映画には見向きもしないのに、「ひどすぎる駄作」には客が殺到。客離れの裏で何が?