ショベルカーが露天市場に突っ込み、屋台や人々をなぎ倒した無差別襲撃の現場。倒壊した屋台と路上に散乱した商品、混乱の中で立ち尽くす人々の様子。2026年3月29日、中国北京市房山区。(動画よりスクリーンショット)
刃物を使った傷害事件は1日数百件

中国で無差別襲撃が多発 1日数十件の実態

無関係の市民を手当たり次第に巻き込み、襲撃する。社会への報復を狙ったとみられるこうした凶悪事件は、近年、中国各地で相次いでおり、その頻度と激しさは増す一方となっている。

一部の事件は、検閲をかいくぐるか、削除される前にSNSに投稿された映像が保存され、海外のSNSに再投稿されることで外部にも知られている。しかし、そうして表に出るのは氷山の一角にすぎないことが、本紙に寄せられた当局関係者の証言で改めて裏付けられた。

体制内部の関係者・衛方氏が本紙の取材に対し明かしたところによると、中国では刃物による傷害事件が毎日数百件発生し、そのうち無差別に人を襲う悪質な事件も、毎日数十件に上るという。こうした実態はほとんど外に知られておらず、当局が情報を封じている。

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