イメージ画像。大学の就職説明会に集まる学生たちの様子。2014年11月、中国・天津市。(VCG/VCG via Getty Images)
学位を重ねても出口が見えない現実

中国 博士なのにまた修士 就職難で学び直し制度に疑問

中国で今、「博士なのに、さらに修士を取る」という奇妙な動きが広がっている。背景にあるのは、深刻な就職難だ。

複数の大学が新たに導入したのは、博士課程に在籍しながら別分野の修士号も同時に取得できる制度だ。表向きは「異分野の知識を持つ人材を育てる」としているが、実際には「卒業を先送りする仕組みではないか」との見方が広がっている。

例えば、西北工業大学や北京理工大学などがこの制度を開始。山東大学でも、博士課程の学生から選抜し、別の専門分野の修士を追加で取得させる試みが始まった。

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