顔と声が勝手に使われる現実
中国 AI映像暴走 無断使用となりすまし動画あふれる
AI技術の急速な進化を背景に、中国では初の全編AI制作映画『霊を導く者 浮生夢(霊魂擺渡・浮生夢)』が今夏公開予定となり、議論を呼んでいる。
「効率向上」を名目としたこのデジタル化の流れの裏では、肖像権の侵害や内容の低俗化、当局による情報の見せ方の操作など、いくつものリスクが潜んでいると、複数の専門家が本紙の取材に対し指摘した。
こうした議論の中心にあるのが、動画配信大手の愛奇芸などが制作に関わるこの全編AI映画だ。人物の顔や動き、音声、音楽、編集に至るまで、ほぼすべてをAIで作っている。過去の人気作品をもとに、登場人物の若い姿を再現する試みも進められている。
関連記事
中国で「自傷ライブ」が横行。頭を打ちつけ、体を叩き、危険行為で投げ銭を稼ぐ配信者たち…。13人拘束の背景には、普通では稼げない配信業界の現実があった
中国産ヤマモモに謎の薬液。「自分たちは怖くて食べられない」と業者がいう。「検査の時は薬漬けしていない物を出す」という
中国移動(チャイナ・モバイル)で幹部の摘発が相次ぎ、この1か月で少なくとも6人が調査対象となった。専門家は、通信データや監視網の支配権をめぐる中共上層部の権力闘争が背景にあると指摘する
5月13日の「世界法輪大法デー」に際して、元NBAスター選手のエネス・カンター・フリーダム氏は「勇敢なすべての法輪功学習者に敬意を表したい」と述べ、法輪功の理念「真善忍」を自身の座右の銘とする考えを示した
「また予告なし放流か」。中国南部で洪水被害が拡大。住民からは「寝ている間に街が川になった」「人の命を何だと思っている」と怒りの声