1日400キロ生産可能 「工業級」覚醒剤製造網で中国人2人を起訴
米ニューヨーク南部の連邦検察官は先日、衝撃的な起訴状を公開した。中国籍の男2人が「工業レベル」の覚醒剤製造ラインを構築した疑いがあり、その生産能力は驚異的で、1日に400キログラムの覚醒剤を生産可能だったとされる。2人は今年2月、麻薬取締局の潜入捜査官と接触した際に逮捕され、終身刑が下される可能性がある。
起訴状によると、41歳の崔文峰被告と26歳の龐帆被告は、覚醒剤の密売共謀、覚醒剤前駆体化学物質の輸入共謀、および覚醒剤の輸入の3つの重罪で起訴されている。
検察側の資料によれば、この製造システムは高度に自動化された生産ラインであり、1日あたり最大約400キログラムの覚醒剤を生産できるという。崔被告は装置一式を設計したほか、5000字に及ぶ操作マニュアル、詳細な設計図や設備リストなども提供し、さらには現地での設置や技術支援も約束していた。
輸送記録によると、設備一式は20トン以上に及び、昨年12月に中国・上海から複数のコンテナに分けて欧州へ輸送された。
今年2月、欧州の法執行機関がこの製造設備を押収することに成功した。同月、2人はニューヨークで米国麻薬取締局の潜入捜査官と会った際、その場で逮捕された。
法執行当局は、合成薬物市場の急速な拡大に伴い、犯罪組織が高度な技術と国際的な物流を組み合わせ、より隠密で効率的な麻薬ネットワークを形成していると警告し、社会の安全に深刻な脅威をもたらしていると指摘している。
現在、被告2人は拘留され裁判を待っており、罪が確定すれば最高で終身刑が科される可能性がある。
関連記事
台湾の幼稚園の卒園式で中国の楽曲が使われているとして、保護者から懸念の声が上がっている。中には中国共産党創設100周年を記念した楽曲も含まれ、教育現場への統一戦線工作を警戒する意見が広がっている
台湾陸軍は台中沿岸で大規模な実弾演習を実施した。中共軍の上陸作戦を想定し、ハイマースや雷霆2000などを投入。防衛態勢と即応能力の強化を示した
中共公船が台湾東部海域に進入した問題をめぐり、米専門家は台湾へのグレーゾーン威圧行動が急増していると警告した。狙いは台湾社会の強靭性を弱め、2028年総統選までに台湾を制約・孤立させることだという
2026年W杯開幕を前に、トランプ大統領が現地観戦の意向を表明。FIFA会長は決勝でのトロフィー授与の可能性にも言及した。一方、米国初戦の欠席見通しも浮上している
2026年W杯は高温・高湿の影響で選手と観客双方に深刻な健康リスクが懸念される。約4分の1の試合が安全基準超えの可能性も指摘され、観客の熱中症リスクはさらに高いとされる