英労働党政権に逆風 保健相が辞任
英労働党政権は、発足以来最大級の危機に直面している。ストリーティング保健相は14日、辞任を表明し、スターマー首相の指導力を信頼できないと述べた。さらに、グレーター・マンチェスターのバーナム市長も下院補欠選挙への出馬を表明し、将来的な党首選出馬を見据えた動きとの見方も出ている。一方、複数の閣僚はなお、スターマー首相への支持を公に表明している。
英国のストリーティング保健相は14日、辞任を発表した。これにより、スターマー氏への党内圧力は一段と強まった。ストリーティング氏は辞任前日、首相官邸ダウニング街10番地を訪れ、スターマー氏と短時間会談した。会談は20分足らずだった。
ストリーティング氏は辞任書簡で、スターマー氏の指導力を信頼できないと表明し、次期総選挙で労働党を率いることは難しいとの認識を示した。また、労働党に対し、次のリーダーを誰にするのか、党の進路をどうするのか、議論を始めるべきだと訴えた。
関連記事
中共官製メディア「光明日報」のプラハ駐在記者が、中共の情報機関のために活動した疑いでチェコ当局に起訴された。台湾に友好的な政治家の情報を収集していたとし、同国で同罪が適用される初の事例となる
ドイツ当局は、中共のために情報収集を行った疑いで中国系ドイツ人夫婦を逮捕した。大学や研究機関の先端技術、軍民両用技術の流出リスクに改めて注目が集まっている
昨年、中国重慶で反共スローガンを映し出した中国の反体制活動家、戚洪さんが英メディアに対し、英国で警察に助けを求めた際、中共政権寄りとみられる通訳者から「なぜ国を愛さないのか」などと詰問されたと明らかにした
米英豪の安全保障枠組み「AUKUS」が2027年までの水中ドローン開発プロジェクトを発表。オーストラリアでの造船所投資や潜水艦建造計画も進み、インド太平洋地域での軍事防衛力の大幅な強化を目指す
米国と欧州連合(EU)が中国に関税を課すなか、中国共産党政権は新たな輸出市場を模索することになる