EU Temuに2億ユーロ制裁金 違法製品対策の不備を指摘
欧州連合(EU)のデジタル規制当局は5月28日、中国発EC大手Temu(テム)が、プラットフォーム上で販売する違法製品を十分に防止していなかったとして、2億ユーロの制裁金を科すと発表した。初期段階の広範な調査の結果、同社の対応が不十分だったと判断した。
EUの「デジタルサービス法」(DSA)に基づくこの調査は、約2年にわたって進めている。今後数か月以内に、追加処分を科す可能性もある。同法は、大規模なオンラインプラットフォームに対し、違法な商品や有害なコンテンツへの対策強化を義務づけている。
ロイターによると、EU当局は、欧州消費者機構とその加盟17か国の団体から苦情を受け、Temuへの調査を開始した。
関連記事
ノルウェーで「国内で最も美しく、最も高価な公衆トイレ」として知られる建築作品が、中国共産党によるスパイ活動への利用が懸念されるとして、当局により閉鎖された。
報道によると、米国はNATO加盟国に配備してきた戦略的な軍事力を大幅に縮小する方針で、戦闘機や軍艦、ドローンなどを含め、さらに原子力潜水艦の提供も停止する見込み
中国の過剰生産能力が、欧州産業を揺さぶっている。欧州5か国は、輸出急増と低価格攻勢に対応するため、EUにより厳しい措置を求めた
豪華ヨット大手フェレッティで、中国資本による支配をめぐる対立が表面化した。イタリア政府は、安保規制「ゴールデンパワー」に違反した疑いで調査を進めている