2025年3月28日、カリフォルニア州スタンフォードにあるスタンフォード大学キャンパス内のフーバー・タワーの様子(ジャスティン・サリバン/ゲッティイメージズ)

スタンフォード大学 中国系資金流入疑惑 米学界への浸透懸念が再燃

米国の名門校、スタンフォード大学が中共に関連する政府関係者や統一戦線と関係する人物・企業から、長年にわたり多額の寄付を受けていた疑いが浮上した。中には中共上層部の家族に関わるとされる資金も含まれていまる。報道によると、これらの資金の一部はAI、半導体、ロボティクスといった機微な技術分野に流れていたとされ、中共が資金や研究協力を通じて米国の学術機関への影響力を拡大しているのではないかとの疑念が広がっている。 大学側は、関連資料の多くは古いものであり、一部の協力関係もすでに終了していると説明しているが、この問題は改めて中共による学術分野への浸透工作を浮き彫りにしている。  

米誌「スタンフォード・レビュー」は、内部告発者から入手した文書を基に、同大学が長年にわたり中共関連の人物や企業から多額の資金提供を受けていたと報じた。  特に注目されているのは、「チェン・ユアン」と名乗る人物が2025年にフーバー研究所へ少なくとも300万ドルを寄付し、「研究プロジェクト」に充てるよう指定していた点だ。  

この人物名が、中共元老・陳雲の子であり、元中共国家開発銀行総裁でもある陳元と同名であることから、大きな関心を集めた。ただし、フーバー研究所はその後、この寄付者は同一人物ではないと否定している。  

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