台風13号中国に上陸 上海でも大雨 21万人超が避難
強い台風13号「ドルフィン」は9日午後、中国浙江省に上陸した。約70分の間に玉環市と楽清市に上陸し、最初の上陸時には最大風速42メートルを記録し、暴風雨が華東沿岸を襲った。
浙江省沿岸では台風の接近に伴って風雨が急激に強まり、台州市では約40万人が事前に避難した。沿岸部では工事や操業が停止され、学校は休校、店舗は休業となったほか、交通機関も相次いで運休した。今後数日間、一部地域では200~400ミリの大雨が予想されている。当局は洪水や土石流などへの警戒を強めている。
影響は浙江省だけにとどまらない。福建省でも約10万人が事前に避難し、海上・水上関連工事115件が中止された。50以上の旅客船やフェリー航路も欠航している。
関連記事
ネパール大洪水の被害を拡大させたのは気候変動ではなく、それを恐れるあまり地質学的に脆い渓谷へダムや作業員を過密に投入した性急な再エネ開発だった。気候対策の暴走が生んだ人災の側面を鋭く告発する論評
チベットで発生した大規模な土石流で多数の死者と行方不明者が出ている。法学者の袁紅氷氏は、中共による「略奪的な資源開発」がチベットの生態環境や災害リスクを悪化させていると批判
ネパールとチベット国境で発生した大規模土石流をめぐり、両国の情報公開に大きな差がみられる。中共は現場映像の削除や外国人記者の取材制限、「正能量」を強調する報道が指摘されている
中国の人権派弁護士、王夏紅氏が家族とともに台湾で庇護を求めた。シオン教会の弁護を担当したことで中共当局から圧力を受けており、台湾当局は一家4人に「人道的滞在」を認めた
約50日の間に3つの台風が浙江省玉環市付近に相次いで上陸し、中共海軍基地周辺を襲った。異例の進路や記録的な長寿命、上海の豪雨など、相次ぐ異常現象を追う