【大紀元日本10月16日】香港食物安全センターが最近行った食品調査により、ビン詰め腐乳のセレウス菌含有量の評価をしたところ、4つのサンプルから基準レベルを超えた菌量が検出されたため同センターは関連商品の食用停止を市民に呼びかけた。この他、13日にセンターが公表した新たなメラミン検査の結果では、78サンプル全てが合格したと伝えられている。
食品安全センターはスーパーマーケット、飲食店および雑貨屋などで合わせて32社のビン詰め腐乳のサンプルに対する抜き取り検査を行った。この中で28社のサンプルが合格。残りの4つは
金伯楽麻油白腐乳(290g入り:消費期限3.6.2010)
巨樹牌麻油辣腐乳(300g入り:消費期限5.7.2010)
巨樹牌麻油辣腐乳(130g入り:消費期限5.7.2010)
巨樹牌麻油白腐乳(130g入り:消費期限5.7.2010)
検出されたセレウス菌の含有量はいずれも不合格のレベルであり、その含有量は29万から200万/グラムであった。
セレウス菌は、土壌、水中、空中など自然界に幅広く分布している。もし、製造中あるいは食品保存の家庭において衛生面に問題があれば菌の繁殖を引き起こす可能性が高い。また菌が多量に繁殖した食物を摂取すると嘔吐や下痢など胃腸の問題を起こす。
同センターは市民に対し関連商品を口にしないよう呼びかけ、関連商品を販売している販売店に販売停止の警告文を通達した。また、十分な証拠があれば、センターは起訴も考慮しているという。
この他、食品安全センターは先日検査を行ったメラミンの結果についても公表しており、こちらは78サンプルすべてが合格したとのこと。商品にはミルク及びその他乳製品、即席飲料、ケーキ及びビスケットが含まれる。センターは市場でのその他の乳類と乳成分を含む商品の抜き取り検査を継続すべきと述べている。
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