サッカーワールドカップ・ロシア大会が14日開幕する。12日にパラグアイと開幕前親善試合として対戦する日本に、好成績の期待がかかる。このたび、スポーツゲームのソフトが国際サッカー連盟(FIFA)のデータベースを基に試合結果をシミュレーションしたところ、あの優勝常連国がこのたびも優勝するとの結果を導き出した。
スポーツゲームを専門とするコンピューターゲーム「EA Sports」は11日までに、FIFAの膨大なデータベースに基づいて、ロシア・ワールドカップ全戦の勝敗を予測した。それによると、最終の決勝はフランス対ドイツで、優勝トロフィーを手にするのはフランスになるとの結果を出した。
フランスは初戦のアルゼンチンを1-0で、準々決勝でウルグアイを2-0、準決勝でベルギーを2-1で退ける。強豪ドイツもコスタリカ、コロンビア、スペインから勝利を手にするとの見方だ。
EA Sportsは長年にわたり、世界のサッカークラブの活動状況を分析するオブザーバーや、有志者ネットワークを通じて、豊富な実績データを収集してきた。
EA Sportsのシミュレーションは2010年にスペイン、2014年にはドイツと、それぞれワールドカップ優勝国を予測した。しかし、この推測には、ワールドカップに参加していない選手も加わっている。
(編集・甲斐天海)
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