ハリケーン「フローレンス」、勢力やや弱まる 14日米南東部上陸へ

[ウィルミントン(米ノースカロライナ州) 13日 ロイター] – 大型ハリケーン「フローレンス」は13日、ノースカロライナ州東部の大西洋上をゆっくりと西側に進んだ。気象当局などは14日正午に同州南端ケープフィアー近くに上陸すると予測しており、東海岸で長時間にわたり暴風が発生する恐れがあるとして警戒を呼び掛けている。

フローレンスの勢力は5段階で最も小さい「カテゴリー1」と、週初の「カテゴリー4」から弱まった。13日夜の時点で最大風速は時速90マイル(150キロ)。

ただ、上陸を前にサウスカロライナ、ノースカロライナ両州では豪雨や突風が発生しており、洪水の被害も出ている。ノースカロライナ州のクーパー知事は記者会見で、「歴史的」な規模であることから、州のほとんが冠水する可能性があると警告した。

米国立気象局(NWS)の気象予報士はノースカロライナ州について、2─3日間で最大8か月分の降雨量を記録すると予測した。

サウスカロライナ、ノースカロライナ両州とバージニア州の沿岸部では既に、100万人超に対し避難命令が発令されており、フローレンスの影響は約1000万人に及ぶ可能性があるとされている。

関連記事
アメリカのキャンパス、テスラの工場、そして今月スウェーデンで開催されたユーロビジョン・ソング・コンテストの会場において、混乱を招き、あからさまに破壊的ですらある凶悪犯たちに共通するものは何だろうか?彼らは皆、何らかの形で資本主義を破壊したいのだ。
5月16日、欧州の消費者団体は、動画プラットフォーム拼多多(Pinduoduo)の海外ECオンラインショップT […]
世界政府実現への努力は決して止むことはなかった。国連はその一つに過ぎない。エリートの狙いは、最も賢い人々からなる極少数のエリートによって支配される未来の世界政府だ。
多くのアメリカ人は、いまや1960年の選挙についてあまり覚えていない。 また、2020年の選挙が1960年の選挙と非常に似ていることに気づいている人も少ない。
アヴリル・ヘインズ国家情報長官によると、北京は米国や世界の選挙に影響を与える能力に自信を深めているという。 2024年の選挙に対する外国の脅威に関する上院公聴会でヘインズ氏は、中共当局は人工知能とビッグデータ分析を通じて影響力作戦のツールを完成させていると述べた。