アメリカのある女の子の出来事です。彼女がスクールバスで帰宅中、とても恥ずかしいことが起こりました。初めての生理が来たのです。
女の子はズボンが汚れたことに気付いてなかったのですが、一つ年上の男の子が気づきました。
こういうことをみて嘲笑う子どももいますが、この男の子は女の子の身になって考え、正しいことをしました。彼は、静かに女の子に何が起こったのかを伝え、そして自分のセーターを彼女の腰に巻き付けてあげました。これで彼女は恥ずかしい思いをしないでバスから降りられたのです。
当時、女の子は非常に恥ずかしかったのですが、男の子は「これは大丈夫だ、私には女兄弟がいる、これはいいことだ」と伝えました。
女の子は帰宅後、お母さんにこの経緯を話しました。そして偽名でフェイスブックにこのことを載せることにしたのです。こんなに優しい子どもを育てた彼の母親に感謝したかったのです。
彼女の母親はこのように書きました。
「もし、あなたがこの子の母親だったら、あなたにありがとうと言いたい。あなたの教育方法はとても正しい!」
「いまの若者に関しては、マイナスなことを多く聞いてきましたが、今日はプラスのことをシェアしたいと思います」
記事を載せて間も無く、たくさん転送され、多くのネットユーザーが、この男の子の行動を称賛しました。
「この子は成長したらいい夫になるだろう」
「あの女の子にジョークを言うのは非常に簡単だった。あなたの娘に一生の友たちができたと思う」
「この男の子は女の子のお兄さんの役割をした。この文章を今年のベスト記事として選びたい」
「私の息子もこのような人になってほしい」
男の子の親に対する褒め言葉が絶えなかったのです。
「とても素晴らしい男の子だ、彼の両親は誇りに思うべきだ」
(翻訳編集・望月 凛)
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