カナダの採掘企業ルカラ・ダイヤモンドは7日、アフリカ南部ボツワナで、1174カラットのダイヤモンド原石を採掘したと発表した。世界で3番目の大きさだ。
このカロウェ鉱山で発見されたダイヤモンド原石は縦77、横55、高さ33ミリメートルで、手のひらほどの大きさと説明されている。
ボツワナの鉱山では6月1日、1098カラットのダイヤモンドの採掘が発表されたばかり。今回見つかった原石は同月12日に発見されたという。
同国のマシシ大統領は、原石発見に際し開いた記者会見で、この歴史的な採掘成果と、国内でのダイヤモンド発見の頻度が高まっていることに歓迎の意を表した。
ダイヤモンド原石の大きさの世界記録において、トップ10のうち6つをボツワナ産が占める。同国は世界最大級のダイヤモンド産出国としての地位を確固たるものにした。
ルカラ・ダイヤモンド社のエイラ・トーマスCEOは、「今回発見された原石は、宝石成分が多く含まれていて、市場では非常に需要の高い貴重なコレクションに入る」と述べた。
カロウェ鉱山では過去、100カラット以上のダイヤモンドが17個採掘され、そのうち5個は300カラット以上だ。
(大紀元日本ウェブ編集部)
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