北海道から沖縄まで中露艦艇が日本周回、岸防衛相「示威活動にも考えられる」
岸信夫防衛相は22日、訪問先のカンボジア首都プノンペンで開いた記者会見で、中国とロシアの海軍艦艇が日本列島を周回するように航行していることについて、「わが国に対する示威行動にも考えられる」と述べた。過去10日間で中国艦艇は10隻、ロシア艦艇は7隻が日本周辺を航行している。
中国艦艇4隻は12日以降、対馬海峡から北海道を経由して太平洋を南下した。21日には別のフリゲート艦やミサイル駆逐艦など計6隻が沖縄周辺海域を航行した。ロシア艦艇7隻は15日以降、同様に北海道から太平洋を南下し伊豆諸島、沖縄周辺を通過した。
日本とASEAN加盟国の防衛担当大臣会合のため、カンボジア訪問中の岸氏は中露軍の動きについて「状況を注意深く注視する必要がある」と述べた。演説では、海洋進出を強める中国を念頭に日本とASEANの防衛協力を強化していく考えを示した。
関連記事
日本が熊本県に国産の長距離ミサイルを配備したことを受け、地域の安全保障環境に大きな関心が集まっている。中国共産 […]
米国の次世代ミサイル防衛構想「ゴールデン・ドーム」に日本が参加へ。高市首相とトランプ大統領の首脳会談で表明予定。極超音速兵器(HGV)への対処や宇宙・防衛協力の深化など、日米同盟の新局面を解説
富士通は3月10日、防衛装備庁の防衛イノベーション科学技術研究所から「令和7年度 意思決定迅速化実験装置の研究試作に基づく防衛用マルチAIエージェントによるAI幕僚能力獲得の研究」を受注したと発表した。AIエージェントを活用し、自衛隊の意思決定を支援する新たな作戦支援技術の研究開発を進める
3月9日、日本初の国産の長射程ミサイルの発射装置を陸上自衛隊の駐屯地に搬入した。中共による安全保障上の脅威に対応するため、日本が踏み出した重要な一歩との見方が広がっている
国産の遠距離ミサイルを搭載した発射装置の第一陣が9日、陸上自衛隊の駐屯地に搬入された。読売新聞によると今月23日以降にも熊本市の陸上自衛隊・健軍駐屯地に配備される予定だ。