米国のトランプ前大統領はX(旧Twitter)に返り咲いた。写真はアトランタにて撮影 (Photo by Joe Raedle/Getty Images)

「X(旧Twitter)」に返り咲くトランプ氏 選挙不正改めて訴える

米国2020年大統領選挙の不正を訴えるドナルド・トランプ前大統領は24日、「X(旧Twitter)」の利用を再開した。ジョージア州アトランタにある拘置所に出頭した際に撮影した顔写真「マグショット」とともに、「選挙介入に屈しない」とするメッセージを投稿した。日本時間25日の18時までに8500万件以上のレビューを獲得した。

フルトン郡に出頭したトランプ氏の「マグショット」(フルトン郡保安官事務所提供)

現地時間午後9時39分に投稿された写真には、ジョージア州アトランタのフルトン郡拘置所に出頭したトランプ氏の姿が写っている。トランプ氏はすでに3件の訴訟を抱えており、ジョージア州の案件は4件目となる。

トランプ氏は釈放後、アトランタ国際空港で記者団に対し「今日はアメリカにとって非常に悲しい日だ。このようなことは決してあってはならない」と述べた。「選挙に異議を唱える権利がある。(2020年の大統領)選挙は不正選挙であり、盗まれた選挙だ。今回の出来事は正義の茶番だ。私たちは何も悪くないし、私も悪くない」

トランプ氏の「X(旧Twitter)」アカウントは、2021年1月6日の国会議事堂事件を受けて永久凍結されていたが、昨年10月に同社を買収したイーロン・マスク氏のもと、11月に解除された。マスク氏は言論の自由を重んじ、シャドウバンや検閲行為を行なっていた旧経営陣を一掃したことで知られている。

23日には、トランプ氏と米FOXニュースの元アンカーのタッカー・カールソン氏との長編インタビュー動画がXで公開され、多くの注目を集めた。

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