護衛艦すずつき(提供:防衛省 海上自衛隊)

中国が海自護衛艦に警告射撃していた 中国領海への誤侵入で

昨年7月、海上自衛隊の護衛艦「すずつき」が中国浙江省沖の中国領海に誤って侵入し、中国が少なくとも2発の警告射撃を行うという異例の事態が発生していたことがわかった。共同通信などが報道した。

海上自衛隊によれば、「すずつき」は電子海図の操作ミスで公海と他国領海の境界が表示されず、約20分間にわたり中国領海内と認識せず航行を続けたという。中国が他国の艦船に対して警告射撃を実施するのは極めてまれ。

昨年、8月26日午前には、中国軍のY9情報収集機が長崎県男女群島沖で日本領空に約2分間、初めて軍用機による領空侵犯をしており、日中間でエスカレーションが懸念されるケースも出てきている。

▶ 続きを読む
関連記事
小泉進次郎防衛相とヘグセス米国防長官は10月28日、フィリピン中部セブで会談し、複数の分野での協力強化で一致した
日米共同統合演習「キーン・ソード27」が過去最大規模で実施。南西諸島に対艦ミサイルや長射程火力を展開し、宇宙・サイバー領域を含む全領域での連携強化を図る
元海上自衛隊幹部の山本勝也氏は20日、日本は米国と同盟関係にあるものの、中国(中共)が日本の沿岸領土で展開する「グレーゾーン」戦術への対応は、日本が主導しなければならないと述べた。
中共軍の無人機2機が10月19日、沖縄本島と宮古島の間を通過した。同区間の無人機通過の公表は今年度初。16~18日には艦艇7隻も通航し、20日も有人機の飛行が相次いだ。小泉防衛相は無人機への対応の必要性を強調した
2026年度上半期の空自の緊急発進は442回で、前年同期比約67%増。中共機への対応が285回と最多を占める一方、ロシア機への対応は152回と約2.6倍に増えた。北部・西部でも対応が大幅に増加した