靖国神社参拝 歴史認識と国会議員の思い
終戦から80年。東京・九段下の靖国神社には、例年と同じ思いを胸に来た議員もいれば、例年とはまた異なる思いを抱えた議員たちも姿を見せた。境内に差し込む夏の光、参拝の列に並ぶ背広姿、手を合わせる一瞬の沈黙。その背後には、戦没者への追悼と歴史認識、外交上の波紋が交錯する。国会議員それぞれの胸中には、党派や立場を超えた戦没者への尊崇と哀悼の念があった。
靖国神社参拝を巡っては、例年、中国や韓国などの近隣諸国から、靖国神社にA級戦犯が合祀されていること、そして日本の近代史における軍国主義との結び付きを背景に強い批判を受けてきた。
中国や韓国は、戦時中の被害や歴史認識問題から、日本の政府要人による参拝を「過去の侵略を正当化する行為」と受け止め、毎年、終戦の日のたびに外交的な摩擦が生じている。他のアジア諸国では同様の強い反発はあまり見られない。
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