抑え込まれる不満と高まる緊張
「中国社会は限界に近づいている」専門家が警鐘 官も民も不満拡大
いま中国では、一般市民だけでなく、体制を支える官僚の間でも不満が広がっている。
背景にあるのは、当局による統制の強化だ。反腐敗の名のもとに幹部の摘発が急増している。摘発は汚職に限らず、忠誠心を疑われた幹部にも及んでおり、体制内部の緊張が高まっている。
さらに、退職した幹部に対しても管理が強化されている。海外渡航の制限や思想動向のチェックが行われ、自由に動けない状況が続く。体制内でも「いつ対象になるか分からない」という不安が広がっている。
関連記事
中国のアルミ各社が国内の生産能力規制を背景に海外進出を加速。公表済みの海外製錬事業は計画を含め年産能力1500万トン以上に上る。世界の需給は2027年に供給過剰へ転じる可能性があるが、投資規制や電力供給などが計画実現を左右する
中国の公式GDP成長率は1〜9月で4.6%となったが、欧米の調査機関は実態との食い違いを指摘。ロジウム・グループは2026年通年の成長率をほぼ0%と予測した。不動産不況や消費低迷が続く中国経済の実態と、公式統計への疑問を探る
習近平が中共五中全会後、自ら抜擢した高官を粛清する可能性が浮上。北京の消息筋が党内の権力闘争や次期人事を語った
習近平が自ら選んだ高官も次々失脚。反腐敗運動への異論が党内で浮上し、専門家は汚職を生む体制そのものに問題があると指摘
米国防情報局が中国の秘密の再使用型宇宙機を捉えた鮮明な衛星写真を初公開。機体は米軍の無人宇宙往還機「X-37B」に酷似し、「神龍」の可能性が指摘されている