現在、中国共産党(中共)は経済・社会・政治の全面的な危機に深く陥っている。写真はイメージ。 (Guang Niu/Getty Images)

中南海の上層部会議で不自然な動き 二つの異常が波紋

中国共産党最高指導部内の権力闘争が激化しているとの見方が広がる中、「全国党建設工作座談会」が6月15日に北京で開催された。今回の会議では、二つの異例な動きが確認され、国内外の注目を集めている。

中国共産党(中共)機関紙によると、会議には党中央政治局常務委員で中央書記処書記の蔡奇が出席し演説を行ったほか、同じく政治局常務委員で中央規律検査委員会書記の李希も出席した。会議は中央組織部長の石泰峰が司会を務めた。また、今回初めて「習近平党建思想」が公式に打ち出された。

アメリカ在住の中国問題専門家、陳破空氏は大紀元への取材に対し、「いわゆる党建思想とは、結局はスローガンの寄せ集めに過ぎない」と指摘。「全面的な党管理の厳格化や『党がすべてを指導する』という主張は、毛沢東時代の言葉を繰り返しているだけだ」と述べた。

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