ネパール、トリシュリ — 8月27日:ネパールのトリシュリにて、8月27日に発生した鉄砲水を受け、ヘリコプターで軍のキャンプへと空輸された負傷した住民を兵士たちが運んでいる。8月26日、ラスワ郡北部のボテ・コシ川流域で突発的な洪水が発生し、集落や道路、エネルギー関連のインフラに被害が及んだ。これを受け、連絡が取れなくなっていた住民や外国人旅行者の捜索活動が救助隊によって行われた。死者数が増加し始める中、数百人が行方不明になったと報告されている。(写真:Ezra Acayan/Getty Images)

中国とネパール 土石流対応で明暗 情報公開と救援に差

中国とネパールの国境地帯で大規模な土石流が発生した後、両国の被害状況の公表や救援対応には大きな違いがみられた。中国共産党(中共)当局は情報統制を続け、民間が投稿した動画や画像の拡散を規制した。評論家は、中共が災害対応そのものより、体制維持や対外宣伝を優先していると批判している。

8月26日に発生した大規模な土石流は世界的な関心を集め、現地の被害状況や救援の進展に注目が集まった。

ネパール側では被害状況が比較的早く公表され、軍やヘリコプターを投入するなど、救援活動にも直ちに着手した。海外メディアも被災地に入り、生還者や犠牲者の遺族、救助隊員らを取材し、ヘリコプターによる救助活動などを伝えた。

▶ 続きを読む
関連記事
上海協力機構(SCO)首脳会議、習近平は加盟国を結集し、訪米を前に「対米カード」を示す思惑も。一方、中ロ印にはそれぞれの利害や思惑の違いがあり、結束の限界も浮かぶ。
ロシア大統領補佐官は1日、トランプ氏、プーチン氏、習近平が次回のAPEC首脳会議に合わせて会談する可能性があると述べた
韓国の国家情報院(NIS)は1日、トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記による首脳会談について、「いつでも開催される可能性がある」との見方を示した。トランプ氏は先日、年内の金正恩との会談に意欲を示したほか、米韓合同軍事演習の一部を縮小する考えを表明した。米朝の外交協議再開に向け、環境を整える狙いがあるとみられる
G20財務相・中央銀行総裁会議が8月31日と9月1日、米ノースカロライナ州アシュビルで開かれた。中共政府は、非市場的な政策や慣行、IMFによる監視、途上国の債務処理などに関する記述に反対した。
G20で中国だけが共同声明に同意せず。米財務長官は「世界最大で持続不可能な経常黒字」を抱える中国を名指しで批判。債務再編や貿易不均衡を巡り、米中の溝が改めて鮮明になった。