トランプ氏が国連総会で演説 イラン・ウクライナ戦争・NATOに言及

2026/09/23 更新: 2026/09/23

9月22日、トランプ米大統領は国連総会で演説し、米国の国力やイラン、ロシア・ウクライナ戦争などについて語った。

トランプ氏は冒頭、「米国は復活した」と述べた。現在、米国の経済、軍事、科学技術、エネルギー分野の力はいずれも急速に高まっていると強調した。過去12か月で米国株式市場は80回にわたり史上最高値を更新し、21兆ドル規模の新規投資の確約も得たとした。米国は「暗黒時代」を脱し、「黄金時代」に入ったとの認識を示した。

続いて世界情勢に話題を移し、長年にわたり議論されながら解決されてこなかった問題について、自政権は直接行動に移し、対応してきたと語った。

まずイランを取り上げ、同国に核兵器を保有させない方針を改めて強調した。米国は以前、イランに交渉の機会を与えたものの、イラン側が拒否したと述べた。その後、米軍はミッドナイト・ハンマー作戦と壮絶な怒り作戦を実施し、イランの核計画、海軍、空軍、防空システム、さらにミサイルやドローンの生産能力に大きな打撃を与えたと語った。

また、米国海軍が最近、10億バレルを超える石油を積んだ船舶のホルムズ海峡通過を護衛したと説明した。イランが商船への攻撃をやめ、核開発を断念し、テロ支援を停止するまで、各国に経済的圧力をかけ続けるよう呼びかけた。

ガザ情勢については、戦争はすでに終結し、残っていた人質も全員帰還したと述べた。また、自身が議長を務める「平和評議会」には、約30か国が参加していると語った。

ロシア・ウクライナ戦争も演説の主要テーマとなった。トランプ氏は、戦争終結に向け、米国がロシアとウクライナ両国の指導者と緊密に協議していると説明した。双方合わせて毎月およそ2万5千人の若者が死亡しているとして、「この状況は終わらせなければならない」と訴えた。そのうえで、最終的には解決できるとの考えを示した。

ベネズエラについても言及した。米軍が今年1月に首都カラカスに進入し、マドゥロ氏を拘束したと述べ、その後、米国は650億バレルの石油をめぐる協定を締結したと説明した。

さらに、米国がデンマーク、グリーンランドと合意し、グリーンランドでの軍事配備を拡大するとともに、大規模な軍事基地を2か所建設すると発表した。

NATOについても触れ、NATOはより強固になっており、加盟国も国防支出を増やしていると語った。

米国は今後もロシア・ウクライナ戦争の終結に向けた取り組みを続けるとして、これ以上の犠牲を出さないためにも戦争を終わらせる必要があると訴えた。

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