何とも言えない魅惑的な香りがするジャスミン茶。中国では、「春の匂いがする花」 と言われ、また別名「子宮のハーブ」と称されています。緑茶やウーロン茶の葉にジャスミンの花の香りを吸わせて作られたフレーバーティーで、アンチ・エイジングや美容効果など女性に嬉しい効能があります。
『中薬大辞典』によると、ジャスミンは赤痢、腹痛、結膜炎に効き、解毒と炎症を抑える作用があります。
1.女性ホルモンのバランスを整える
ジャスミンの花に含まれるリナロールとファルネソールという成分が、黄体ホルモンの不足を補い、女性ホルモンのバランスを調整する働きがあります。更年期症状の緩和、生理不順、体重増加の防止、母乳の増加、産後の落ち込みやイライラの抑制に効果があります。
2.美容とダイエット効果
ジャスミン茶に含まれる豊富なビタミンとミネラルは、皮膚の新陳代謝を促します。また、ジャスミン茶に含まれるカフェインとタンニンが脂肪を分解します。ジャスミン茶とローズ茶を混ぜて飲むと、一層ダイエット効果が上がると言われています。
3.アンチエイジング~ビタミンC・Eのダブル効果でお肌を美しく~
ジャスミン茶3杯分にはリンゴ1個分のビタミンCが含まれています。ビタミンCには免疫力を高め、ストレスを抑え、肌の酸化を防ぐ作用があります。また、ジャスミン茶に含まれるビタミンEには、血液循環と新陳代謝を促進し、老廃物を排出する作用があります。
4.リラックス効果
ジャスミンの香りの成分の一つであるベンゼルアセテートは右脳に刺激を与え、リラックスさせる効果があります。精神を安定させ、イライラを鎮めます。
5. 口臭の予防
ジャスミン茶特有の香りの成分であるカテキンは、殺菌や消臭作用があります。ジャスミン茶を飲んだり、うがいをすれば、口の中の細菌による口臭を改善することができます。口臭や体臭に悩んでいる人にもお勧めです。
(翻訳編集・真子)
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