枕は毎日長時間、人と接する身の回りのものなので、高い衛生管理が必要です。枕を枕カバーで覆っていても、時間が経つと黄ばんできます。できれば黄ばむ前に定期的に洗うとよいでしょう。
米「ライフハッカー」によると、ベッドシーツや枕カバーを交換すると、枕に黄色いシミがついていて、見た目が悪くなっていることがあります。しかし、この黄色い汚れは永久的なものではなく、洗い落とすことができます。
枕の黄ばみの原因として最も多いのが、体から出る汗です。人は寝ているときにわずかに汗をかきますが、人によってはたくさん汗をかく人もいます。
汗をかくと、枕カバーから枕に水分がしみ込み、黄ばみの原因になります。1日に何時間、枕の上に頭や顔を置いているか、考えてみてください。
汗だけでなく、洗髪で濡れたままの髪や、ヘアオイル、肌についた化粧品やケア用品、口から出る唾液なども、黄ばみの原因になることがあるのです。
黄ばみはどのように解消すればよいのでしょうか?まず、黄色いシミは時間がたつほど取れにくくなることを知っておいてください。つまり、最初に見たときにすぐに対処することが大切です。
枕のお手入れは、まず枕のラベルを見て、そこに記載されているお手入れ方法に従ってください。
洗濯機で洗える枕の場合は、通常の洗剤に加えて、漂白剤1/2カップとホウ砂1/2カップを加えると、黄ばみを落とすのに効果的です。
また、枕のスポットクリーニングも可能です。市販のシミ抜きスプレーやシミ抜きペースト、重曹と水で作るナチュラルクリーナーなどを利用するとよいでしょう。
同サイトでは、枕に黄ばみがあってもなくても、年に2回は洗った方がいいと提案しています。また、枕の黄ばみを防ぐために、防水カバーをかけるとよいでしょう。
(翻訳・井田千景)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。