食べながら痩せる 2週間続けよう、きゅうりダイエット法(2)

(続き)

2.きゅうりのすりおろしはできるだけ早く食べる

ホスホリパーゼは空気中にさらされると、時間の経過とともに失われます。そのため、きゅうりは最後に調理して、すぐに食べるのがベストです。

3.よく噛んでゆっくり食べるのも効果的

きゅうりのすりおろしを食べたくない時、きゅうりをそのままゆっくり噛むと酵素が通常よりも多く生成されます。

4.すりおろしの道具は、金属製がお勧め

きゅうりをすりおろすための道具にはセラミック製と金属製がありますが、きゅうりの細胞壁をよりよく粉砕することができる金属製をお勧めします。

5.少なくても1カ月続ける

きゅうりのダイエットの効果は一般的に2週間後に明らかになるので、1カ月は続けたほうが良いです。

きゅうりはダイエット効果が高いですが、誰にでも適しているとは限りません。脾臓、胃が虚弱の人や、下痢や肝臓病の疾患がある場合は注意が必要です。

また、きゅうりのカロリーは低いので、長期的にきゅうりだけ単一食べ続けてはいけません。栄養不足になる可能性があります。

きゅうりを食べるときによく噛んでゆっくり食べると、いつもより多くの酵素が生成されます。(chikaring / PIXTA)

きゅうりのバラエティー豊かな食べ方

きゅうりのダイエット効果は強力ですが、毎日きゅうりのすりおろしを食べると飽きてしまいます。実際、山田花子さんは2週間様々な組み合わせを試しました。きゅうりのすりおろしを単独で食べる以外に、肉と共に炒めたり、卵入りのチャーハンに混ぜたり、時にはサラダの中に入れたりしました。

朝食にきゅうりと、バナナ、パイナップル、メロン、オレンジなどの果物を加えてスムージーにしたり、またあるときは、夕食にきゅうりとトマトで冷たいサラダ冷麺を作りました。時にはきゅうりを洗うだけで、口に入れてゆっくりと噛んで食べました。

●きゅうりの和風ソースを作る

きゅうりのすりおろしを、調味料と組み合わせて和風ソースをつくりましょう。調味料の旨味と栄養を活かしたあっさりとした味わいで、食欲を促進すると同時に、ダイエット食材であるきゅうりのすりおろしをより多く食べることができます。

材料
きゅうり:2本
青シソ:4枚
水:100㏄
白だし:50㏄
生姜のみじん切り:小さじ1
塩昆布:15 g

作り方
1.きゅうりを水で洗い、半分に切る。(一つは皮をむき、もう一つは残しておく。)
2.皮をむいた方のきゅうりをすりおろす。
3.青シソを千切りにし、水にさらして軽く絞る。
4.塩昆布をみじん切りにする。
5.この材料に、水、白だし、生姜のみじん切りを加えて完成です。

このソースは冷蔵庫で5日間保存可能です。

きゅうりの和風ソースおすすめの食べ方:

1.冷麺:刻んだザーサイと混ぜ合わせる。麺にゴマ油をかけ、麺にかける。

2.しゃぶしゃぶのたれ:このソースにピーナッツソースを混ぜ、豚肉などのしゃぶしゃぶのたれにする。

3.タルタルソース:このソースに、ゆで卵のみじん切り、マヨネーズを混ぜてタルタルソースにする。

4.冷奴にかけて食べる。

(完)
 

蔡雅