臨死体験:神は彼女にメッセージを持ち帰ることを託した

死に瀕した女性が亡くなった親族を目撃

ウェンディと名乗る女性は、数年前の手術中に 「死亡」し、その後異次元に旅立ち、そこで亡くなった親族に会っただけでなく、神にも出会ったといいます。神は、彼女が太陽の世界(地球)に戻るときに、メッセージを持ち帰るように頼みました。

ウェンディは1982年の臨死体験を、アメリカの臨死体験研究財団のウェブサイトで紹介したのです。

ウェンディは腹痛のために手術を受けましたが、手術台の上で意識を失ったと書いています。突然、彼女の魂が体から浮き上がりました。すると、彼女は自由で、平和で、痛みがないのを感じました。下を見ると、救急隊員が彼女を蘇生させていました。彼女は浮遊を続け、目の前にトンネルが現れました。

ウェンディは、それは美しいトンネルで、その先には明るい光があると言いました。その真っ白な光は太陽よりも明るかったのですが、彼女の目を傷つけることはありませんでした。夫と生後数か月の子供を残して自分が死んだことに気づきましたが、彼女は気にしませんでした。彼女は明るい光の中に入りたかったし、家(天国の家)に帰りたかったのです。

「この光の中を通ると、そこにいるみんながわかるの。みんな、私を見て喜んでくれて、家まで迎えてくれた。会ったことのない亡くなった親戚ばかりだったけど、みんな知っている人たちだった」と彼女は言いました。

彼女は、彼らは皆、認識されるために人間の姿をしていたと言いましたが、どういうわけか、今はそれが彼らの本当の姿ではないことを彼女は感じとっていたのです。彼女は彼ら一人ひとりと精神的につながっていて、ほとんど集合的意識(一体意識)を持っていました。

明るい光の中を旅してみんなと出会う前、彼女は厚い愛の層に包まれているように感じました。このような愛や感情を表現できる感覚は地球上にはありませんでした。すべてが純粋で、最も鮮やかな青、緑、赤、黄色、白、紫でした。まるでフィルターが取り除かれ、あらゆるものの純粋さが見えるようでした。

彼女は右を向くと、自分のハートの神が見えたと言いました。それは純粋なエネルギーでしたが、彼女はそれが誰であり、並外れた知恵を持っていることを知っていました。神は彼女に語りかけ、このメッセージを世界に持ち帰るように言ったのです。

そして彼女は、何とも言えない美しい山の中の草原を見ました。空は青く、雑草は緑色でした。地球のすべての色は、そこにある色に比べるととてもくすんで見えました。

祖母と子供たちが走ってくるのが見えたのです。祖母は彼女の手を握り、小川にかかる橋の上でおしゃべりをしました。祖母が亡くなった後、彼女の人生がどのようなものであったかを何時間も話しあったのです。彼女が9歳のとき、祖母は亡くなりました。祖母は脳腫瘍で亡くなりましたが、ここでは、とても元気で生き生きしていました。

彼女は祖母に、とても寂しかったと言いました。祖母は、いつも彼女と息子を見守っていたと答えてくれました。祖母は、ここでは瞬く間に、地上での80年が過ぎたと付け加えました。

彼女は、祖母が 「ここには時間がない」と言った意味がわかったと言いました。彼女は祖母にここにいたいと言いましたが、祖母に 「あなたの時はまだ来ていない 」と言われたのです。

ウェンディは一瞬のうちにトンネルを抜け、明るい光からどんどん遠ざかっていきました。自分の体に戻ったとき、彼女は突然の痛みを感じました。そのとき、救急隊員はまだ彼女に応急処置をしていました。

その後、彼女が回復室で目を覚ますと、看護師は医師に電話で伝えました。その後、彼らはまた忙しくなりました。彼女は混乱し、自分の体に戻ったことに、とても腹を立てていました。

約4年後、彼女は夫に臨死体験のことを話しましたが、夫は信じませんでした。その後、二人は離婚したのですが、彼女は長年にわたって多くの人々に、神の愛の意志を伝え、天の故郷に帰ることを切望しています。

彼女は「私の時が来れば、そこに帰れるとわかっています」と言ったのです。