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アメリカの農家が世界で一番重い桃を栽培、ギネス世界記録に認定

アメリカ・バージニア州の農家が、重量800gを超える巨大な桃を栽培し、これが「世界で最も重い桃」としてギネス世界記録に認定されました。しかし、同農家は「意図的に巨大化させたわけではなく、今年の気象条件が偶然もたらした結果だ」と説明しています。

ユナイテッド・プレス・インターナショナルによると、クロゼット在住のヘンリー・チャイルズ氏が「チャイルズ・ピーチ・オーチャード」という果樹園を経営しています。

9月初旬、ある従業員が桃を収穫していた際、ギネス世界記録を更新する可能性がある巨大な桃を発見しました。これを受け、チャイルズ氏がギネス世界記録に認定を申請した結果、正式に世界記録更新が認められました。

ギネス世界記録によると、チャイルズ氏が栽培した「PF-27A」と名付けられたこの桃の重量は828.5gで、2025年9月10日に「世界一重い桃」として認定されました。

チャイルズ氏が同機構に語ったところによると、今年の春と夏は巨大な桃の生育にとって非常に好ましい気候条件だったそうです。春の霜の冷たさは花の数を減らし、夏の雨が実の成長を助けたといいます。

果樹園のInstagramでは、この桃が世界記録を更新した喜びとともに写真が投稿されました。「この巨大な桃は現在、ギネス世界記録保持者です。世界で最も重い桃を育てられたことを光栄に思います!」と記されています。

チャイルズ・ピーチ・オーチャード果樹園はチャイルズ氏に祝意を表し、ギネス世界記録の認定に感謝の意を伝えました。

(桃の画像はこちら

チャイルズ氏はWVIRテレビ局の取材に対し、「私たちはわざと最大の桃を育てようとしたわけではなく、たまたま今年の天候が良かったため、これほど大きな桃が実ったのです」と語りました。

また、この世界記録を破った桃を家族と一緒に味わうのを楽しみにしているとも話しています。

(関連動画はこちら

これまで「世界で最も重い桃」は、2018年にアメリカ・ジョージア州ピーチ郡の農家アル・ピアソン氏が栽培した、816.5gの桃でした。

エポックタイムズは以前、桃には栄養が豊富に含まれ、がん予防、血圧の低下、コレステロールの減少、便秘の改善など、さまざまな健康効果があると報じています。しかし、高血糖または糖尿病の方、ダイエット中の方、腎臓病の方、そして桃の産毛にアレルギーがある方は摂取時に注意が必要です。

特に、産毛にアレルギーがある方は、食べる前に毛を取り除くか、皮をむいてから食べることをお勧めします。また、スイートピーチに切り替えるのも一つの方法です。スイートピーチは毛が非常に少なく、アレルギーを引き起こす可能性が低い、または症状が軽く済む場合があります。

(翻訳編集 李慧琴)

陳俊村