漫画が世界の掛け橋になること望む=国際漫画賞で麻生外相

外務省は2日、都内の公館で「第1回国際漫画賞」の授賞式を行った。この賞は、日本の漫画文化を世界に広めることに貢献した外国人漫画家の作品を表彰するために創設されたもの。

式には、大の漫画ファンで知られ、同賞の発案者である麻生太郎外相も出席。「孫子兵法」で最優秀作品賞を受賞した香港の李志清さんらに直接トロフィーを手渡し、漫画が世界の掛け橋になることを強く望んでいると述べた。

同賞には、世界各国から146作品の応募があり、国内の有名漫画家らが審査。最優秀作品賞のほか、香港、マレーシア、オーストラリアの漫画家による3作品が奨励賞に選ばれた。

受賞者は10日間の日程で日本に滞在する予定。

[東京 2日 ロイター]