イラン最高指導者選出の会議中にミサイル着弾

2026/03/04 更新: 2026/03/04

イスラエルのメディアは3月3日、イスラエル空軍がイラン中部クムの建物を空爆したと報じた。建物内では当時、宗教指導者らが会合を開き、イランの新たな最高指導者を選出するための会議が行われていたと伝えた。死傷者の有無は現時点で明らかになっていない。

「タイムズ・オブ・イスラエル」などイスラエルのメディアは国防当局者の話として、イスラエル空軍がクムの建物を攻撃したと伝えた。当時、イランの聖職者グループで構成される専門家会議が会合を開き、新たな最高指導者の選出について協議していたという。

この当局者によると、専門家会議の構成員は88人だが、攻撃が行われた時点で何人が現場にいたかは不明だという。

専門家会議はイランの宗教機関で、最高指導者を任命する権限を持つほか、理論上はその監督や罷免を行う権限も持つ。

イラン最高指導者ハメネイ師は2月28日、イスラエルとアメリカによる共同作戦で殺害された。今回イスラエルがイランの最も敏感な機関の一つを空爆したことは、象徴的な意味合いと心理的な圧力効果を持つとみられる。

イランの報道機関は、クムの議会建物が「完全に破壊した」と伝えた。イラン革命防衛隊系メディア、タスニム通信も、クムの議会建物が攻撃を受けたことを確認した。また、テヘランにある旧議会所在地の建物も夜間に攻撃を受けたという。

これに先立ち、トランプ米大統領は、ハメネイ師を「斬首作戦」によって殺害したほか、すでに後継者として内定していたイランの第2、第3の最高指導者候補も殺害したと発表した。

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