中共ウイルス(武漢肺炎)のパンデミック。疫病が蔓延する中、それでも春の訪れは感じられます。すべてのものに命が宿り、花が咲く頃、花粉症に悩まされる方もいます。
ニュージャージー州ハッケンサック・メリディアン医科大学のレナード・ビロリー教授(医学、アレルギー・免疫学、眼科)は、今後2〜3週間の花粉飛散量の増加は、アレルギー患者の症状を悪化させる可能性があると指摘します。
「寒波が来なければ、花粉の数は憂慮すべきレベルに達するだろう」とビロリー氏は述べ、USAトゥデイ紙が報じました。暖かくなって雨が降れば、草花が競って開くので、花粉の「爆発」が起きるといいます。
このことは、咳などのアレルギー症状がCOVID-19(中共肺炎)の症状と酷似している、という新たな問題を提起しています。では、何が違うのでしょうか?
ビロリー氏は、症状の組み合わせや重さによって、説明できるといいます。喘息やアレルギーで咳や呼吸困難がある患者さんは、吸入器や処方薬の力を借りて緩和することができます。
しかし、患者が中共ウイルス(武漢肺炎)に感染している場合は、これらの方法は効かず、むしろ症状を悪化させる可能性があります。
中共ウイルスに感染した患者は、呼吸困難になることがあります。そのため、入院される方の多くは、機械的に肺に空気を送り込んだり、吐き出したりする人工呼吸器を装着する必要があります。
また、ビロリー氏は、中共ウイルスに感染した人は、感染後24時間から72時間の間に発熱することがあると述べています。
「発熱が大きな違いです。通常、アレルギーで熱が出ることはない」と彼はいいます。
アメリカ喘息アレルギー財団によると、中共ウイルスに感染した人は、胃腸の症状や筋肉痛を感じることもあるそうです。そのうちの3分の2が嗅覚を失うかもしれない、とビロリー氏は言います。これらの症状は、いずれもアレルギーとは関係ありません。
(翻訳・井田千景)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。