厚い脂肪の上着を脱ぎすて、健康アドバイザ―へと華麗なる転身を遂げた男性の話。15歳ですでに体重120キロだったチャールズ・チェンさんは、医師から「糖尿病と心臓病になる可能性が高く、体重を減らさなければ早死にしてしまう」と強く警告されてしまいました。
「太り過ぎていたため、夜は睡眠中に息が苦しくなって、目が覚めてしまうのです」「このままではダメ。もっと健康的になって痩せなくては」と、チェンさんは真剣に肉体改造しようと奮起します。
「早死にしますよ」との医師の警告によりダイエットに真剣に取り組むと、チェンさんは見間違えるほどシェイプアップされた身体を手にすることに成功しました。
チェンさんは毎日の食事を見直し、普段できるエクササイズを取り入れました。例えばエレベーターを止めて階段を使うなど、数年間で無理なく45キロ以上も減量することができました。彼は今、ヘルシーレシピを提案するシェフ、起業家、TVの料理番組などで活躍し、自分の体験を多くの人に伝えています。
運動と健康的な食事のコンビネーションを続ければ、健康的に減量できると、チェンさんは話します。彼は食事法の一例として「一般のシェフはバターやクリームを使いますが、僕はココナッツオイルとココナッツミルクを勧めます。これなら、同じく良いフレーバーが得られるし、より健康的です」「フルーツをとりたいなら、イチゴや木苺、ブルーベリーなど糖分含量の少ないものを勧めます。バナナは糖分が多く含まれているので、たくさん食べると太ります」「米類の場合は、五穀米、キヌアがお勧めで、実は、カリフラワーも米の代わりにできます」と低糖質な食べ物を取り入れるよう勧めています。
45キロものダイエットに成功させたチェンさんによると、自身の体験から、健康的な体は1日で手に入れることはできず、一歩ずつ進めるのがベスト。階段を使用することや少し遠回りしてウォーキングすることなどは、胃腸の消化をうながし、気分転換にもなるので元気が出ると話しました。
(翻訳編集・豊山)
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