毎年の世界ツアーで中国の古典舞踊を披露し続ける神韻芸術団。このたび、若手ダンサーたちが鍛錬された技能を披露した。
中国古典舞踊は、黄帝が司った最古の朝廷から唐代や宋代を経て現代に受け継がれてきた舞台芸術のひとつ。今日のダンス、体操、武術、バレエに影響をもたらしたとされる。
神韻芸術団の公式サイトによると、ダンサーたちはこの度公開された動画で中国古典舞踊の基礎技術を示している。しなやかな手先や足先、力強い跳躍や回転技など、古典芸能の豊富な技巧を披露する。
神韻芸術団は2006年、本土では失われつつある伝統芸能を復興させるため、華人トップアーティストたちがニューヨークで結成した。欧米や台湾、日本など各地公演を満席にする成功を収め、現在5チーム編成で5つの大陸で世界ツアーを行っている。
舞台は短編劇形式。広大な大地が育んできた民族文化や、皇帝や賢人の智慧がもたらした豊かな文明様式、さらに典故や神話伝説などを表現する。
2019年の世界ツアーでは180以上の都市を巡り、それぞれ専属オーケストラの伴奏つき。ダンサーの衣装は歴代王朝の様式や、神仏世界を描いた歴史芸術作品から着想を得ている。
2019年世界巡回公演は、2018年12月12日にカリフォルニアでスタートする。日本公演は、2019年1月16日から2月5日まで京都、神戸、大阪、八王子、東京、埼玉、福岡で開催される。詳しくは公式ページで。
https://ja.shenyun.com/
(編集・甲斐天海)
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