中共による北朝鮮への投資、前年比150倍

2005/02/21 更新: 2005/02/21

【大紀元2月15日】(ロシア発、大紀元記者・呉興)ロシアRIA新聞14日付の報道によれば、中国共産党は去年、米国のブッシュ政府に邪悪な枢軸国と称された北朝鮮へ大幅に援助を増加した。この報道では、韓国・ソウルのある新聞社のニュースを引用しており、ソウルの商業発展研究センターは、2004年に中国共産党が北朝鮮に対して前年比150倍の投資を行ったとしている。

この研究センターの調査資料では、2003年に中国共産党は北朝鮮に130万ドルを投資したが、2004年は1億7350万ドルに激増した。中国共産党はすべての投資額を明らかにしていないため、同センターは、2004年の援助は実際には2億ドル弱になると推測している

韓国研究機構は「中国共産党はこのようにして、実際に、北朝鮮に対する自らの影響力を大きくしてきた。長期的に見ると、これらの投資で朝鮮半島の自然資源の開発と安値の労働力を交換できるかもしれないからだ」としている。

このソウルの新聞社は「少なくとも、中国共産党による大幅な投資増大が、北朝鮮の核ミサイル問題にすでに影響を及ぼしており、甚だしきに至っては北朝鮮政権の崩壊を遅らせたかもしれない」と報道している。

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