異常気象相次ぐ、初夏の北京に二度目のひょう

2005/06/15 更新: 2005/06/15

【大紀元日本6月15日】北京で先月31日、この時期には大変めずらしい二十年ぶりのヒョウに見舞われたが、今月7日にも再びヒョウが北京の一部の地域を襲った。

目撃者の証言によると、6月7日午後7時30分ごろ、北京市西城区で最大で直径約5センチのヒョウが突如大雨のように降ってきた。その際、上空は濃い赤色から黄色に変わり、ヒョウは約5分後にやんだ。

タクシーの運転手の証言によると、ヒョウはピンポン玉ほどの大きさで、4、5分間降り続き、長安街の両側にはヒョウによって折れた枝が散乱していたという。報道によれば、1週間の間に2回もヒョウに見舞われるというのは本当に稀なことだという。

一度目の5月31日は、大玉のヒョウが雷雨とともに北京に降り、北京市西方の門頭溝から南方の荘小区まで、北西から南東の方向にヒョウが連なった。最大のものは鶏卵ほどの大きさであった。報道によると、今回のヒョウと豪雨によって北京市では87,666人が被災した。

また、5月5日の立夏にも異常気象に見舞われた。門頭溝の一部が降雪に見舞われ、北京市近郊の霊山は、その山間の緑が一夜にして銀色に変わってしまった。

関連特集: