【大紀元日本8月12日】ロシア紙「トルッド」は9日、陳水扁台湾総統の独占取材を報道した。ロシアと中国との共同軍事演習を控え、ロシア大手メディアによる台湾総統を評価する報道は、各方面で注目されている。中央社が紹介した。
ロシア紙「トルッド」は、忍耐力、堅い意志、自由を愛する理想など、陳総統個人の資質を賞賛し、民主推進のために陳総統が払った犠牲と、大統領就任後に台湾を権威的な体制から多元的な民主制度に変換させた彼の政治的業績を肯定した。
陳総統は、取材で、歴史的な例をあげながら、言論・新聞の自由が大切であると強調した。
また、陳総統は、憲法の改正および2008年に予定されている国民全体の公民投票による憲法制定推進について説明した。さらに、今なお依然として台湾を照準とするミサイルを配置し、武力で台湾を服従させようとする中国共産党を非難した。