中国共産党独裁政権、米日台の脅威

2005/08/16 更新: 2005/08/16

【大紀元日本8月16日】アメリカ下院外交委員会主席のベンジャミン・ギルマン氏は先日、「中国共産党の強暴政権は、アメリカや、日本、台湾などの国家と地域の脅威となり始めている。9月下旬に中国が計画しているロシアとの共同軍事演習は、米日両国の反応を試す目的がある。各国は、一致団結して、世界平和を守るために、中国共産党に対抗すべきである」と提言した。

台湾中央社の報道によると、8月15日の大事世界大戦終戦60周年記念日を前に、「民主太平洋連盟」が14日台北で結成され、その成立大会の席で、ギルマン氏がこの発言をしたという。

以前アメリカで、「中国の経済が発展すれば、国際社会との協調を促進させることができ、中国国内の民主化運動にはプラスである。アジア太平洋地域の安定にも繋がる」と認識していた人がいたが、ギルマン氏はこういう考え方を真っ向から反撃した。氏は「現在中国は経済大国となったが、民主化の道はまったく進んでいないのが現状。中国共産党の独裁本質は、以前と全く変っておらず、経済強権となった今、むしろアジア諸国を随従者としか見てない」と述べた。

ラムズフェルド米国務長官は最近の談話で、「中国共産党は今、軍備拡張に莫大な国家予算を投じ、これからは米日台などを含むアジア諸国にとって、脅威の存在になる」と指摘したばかり。

中国共産党が8月18日から行う予定の東北地区で海、陸、空軍の総合軍事演習を行うことでは、ギルマン氏は米日両国の反応も試すためと見ている。

平和を好む国家は一致団結して、中国共産党に対抗すべき

中国の軍事脅威を打ち砕き、戦争を回避するためには、2つの方法があるとギルマン氏は指摘する。まず、アメリカの絶対的な軍事力で中国共産党を牽制する。そして.民主、自由、平和を愛する国々が一致団結して、中国共産主義に対抗する。「民主太平洋連盟」がこの重要な役目の適任者であると氏は大いに期待している。

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