【大紀元日本8月17日】台湾の陳水扁総統は先日、オーストラリアのマスコミの取材に応じた際、合法的に台湾に入境した大陸からの花嫁、観光客、訪問客の多くが工作員であるかもしれないと述べた。ラジオ・フリー・アジアが伝えた。
政府幹部の話によると、先日陳水扁総統が召集した政府内の治安対策会議で、この問題は議論に上ったという。政府としては、今後、中国籍の人が台湾に入境した後の動きを追跡するなど、管理を強化していく方針である。
さらに、オーストラリア、カナダに亡命申請した中国政府幹部によって明かされた中国政府工作員の問題について、陳総統は他の国にも多数の工作員が存在しているはずであると台湾で暗躍している中国政府工作員の活動を懸念している。