【大紀元日本9月3日】パキスタンはこのほど、地対地巡航ミサイル「ハトフⅦ型」の発射実験に成功した。パキスタンのムシャラフ大統領は、核弾頭を搭載できるこのミサイル実験を喜んだが、インド国防筋はパキスタンのミサイル技術水準では独自開発は難しいことから、中国との秘密裏の技術提携があったのではないかとみている。
アジアタイムスの報道によると、最近インドのイスラエルとアメリカとの国防上の連携が進展し、インドと対立するパキスタンが自分の武器システムのレベルアップ対策を速やかに取ると専門家が予想している。また、パキスタンを中印カシミール紛争の牽制カードにしている中国は、印米の接近で神経を尖らしている。中国はパキスタンの武器の近代化を願っているだろうと専門家はみている。
パキスタンが8月初旬、地対地巡航ミサイル“ハトフⅦ型”の発射実験に成功した。ムシャラフ大統領は、核弾頭を搭載できるこのミサイル実験の成功を喜び、国防計画上画期的な進展であるとした。これに対し、インドが不満を示した。インド国防筋はアジアタイムスの取材に、「中国は現在少なくとも2型のミサイルを国際市場で売り出している。パキスタンの今回のミサイルは中国からのもの、単なるラベルを取り替えただけではないか」とコメントした。