【大紀元日本9月8日】韓国女性が生涯に出産する子供の数は平均1.2人で世界最低であることが、米国の(非営利)人口統計研究所・人口照会局が8月23日に発表した結果により明らかにされた。
当研究所が発表した『2005年世界人口統計』という報告書では、韓国は、台湾、ポーランド、ベラルーシ、ウクライナなどと共に、世界最低の出生率国として挙げられた。北朝鮮女性の出産率は平均2.0人で韓国より高かった。
韓国の出生率は2000年から急激に低下し始め、2000年から03年にかけて、合計特殊出生率が1.47、1.30、1.17、1.19と急激に低下し、少子化の危機に直面している日本よりもさらに下回る勢いである。世界一とされる学校教育費の私的負担が、要因の一つとして考えられている。
一方、世界最高の出産率国家では、ニジェール(8.0人)、ギニア・ビサウ(7.1人)、マリ(7.1人)、ソマリア(7.0人)、ウガンダ(6.9人)などアフリカ諸国が挙げられた。