【大紀元日本11月16日】11月14日午前6時ごろ、中国山西省沁源県の道路で交通事故が発生、同県第2中学校3年生と教師ら合わせて21人が、疾走してきた大型トラックにはねられ死亡した。路上には約100メートルにわたってトラックにひかれた学生たちの遺体が横たわっていたという。
上海「東方早報」の報道によると、この日は午前5時40分ごろ、同中学では2年生と3年生の13クラス、900人が事故のあった道路で早朝ジョギングを行っていた。突然大型トラックが学生たちに向かって来るのが見え、次の瞬間悲鳴と同時に学生たちが次々と倒れていった。
トラックは学生たちをはね飛ばした後、道路わきの木に衝突し、横転して止まった。32歳の担任教師を含む18人が即死、21人が負傷した。亡くなった生徒のうち最年長は18歳、最年少は15歳。負傷した21人は病院に運ばれたが、うち3人はまもなく死亡。重傷を負った7人は県医院に運ばれ、残り11人は現在地元の病院で治療中だという。
事故はトラック運転手の疲労による居眠りから起こった模様。現在トラックに乗っていた運転手を含む2人が事情聴取を
子どもを亡くして泣き崩れる親
事故を起こしたトラック
負傷者を救急車へと運ぶ医療関係者
受けている。