【大紀元日本11月25日】ベルギーのブリュッセル訪問中の香港「基本法第45条を推進する会」の民主派議員ら5人は23日、欧州連合議会議員らと意見を交わした。訪問団の湯家驊議員によれば、香港市民が基本法の第45条に基づき2012年の普通選挙を求める努力していることを紹介すると、予想以上の積極的な支持があり、香港の民主推進と今月下旬行う予定のデモへ高い注目を寄せているという。
合和実業有限公司の胡應湘会長の、デモは粗暴者の政治形式という指摘に対して、湯議員は「市民が街頭をパレードするのは、普通選挙を求めることであり、粗暴者の政治ではない」とコメントした。湯議員によると、訪問団は24日でも多数の欧州議会議員と面会し、同時に欧州連合の公平競争法の担当者と面会、公平競争法に関する欧州連合の経験を聞く予定という。
湯議員は「香港に帰ったら、欧州連合で勉強したことを生かし、今月末までに法案を議会に提出して短期間内に立法化したい」と抱負を明らかにした。