旧年中は大紀元日本語サイトをお引き立ていただき、誠にありがとうございました。当サイトも皆様のお陰をもちまして、無事に新春を迎えることができました。大紀元日本語サイトは、2005年1月から準備を始め、同年3月から一般公開して以来、中国関連情報を中心にグローバルなニュースで話題を呼び、皆様の温かいご支援のもと2006年を迎えることができました。
大紀元特別連載社説「九評共産党(共産党についての九つの論評)」が一昨年11月に発表され、高度経済成長や宇宙開発など、表面的には華々しさを見せている中国共産党政権の邪悪的な本質が、余すところなく明らかにされました。それとともに、中国共産党を脱党する華人が毎日数万人単位で増え、新年を迎えた現在700万人にも迫る勢いとなりました。
脱党の流れはその勢いを弱めることなく、民主活動家や信仰の自由を求める活動家、法輪功学習者、地下教会などへの中共当局による理不尽な迫害を、自らの業務としてこれ以上遂行することができないとして、中国外交官や公安職員などが良心の呵責から亡命を図り、国際社会の注目を浴びました。さらに各地で発生した土地収用を巡る当局の横暴さに対する民衆の抗議事件や中共官僚の腐敗実態などを明らかにしました。
日本語サイトでは、朝、昼、晩と一日に三回の更新と速報の掲載を随時行っていますが、取材や記事作成、翻訳、サイトの管理などはすべてボランティアで支えられております。翻訳や編集など、連日深夜まで続けられる作業などもすべて支援者がボランティアで行っているものです。献身的な努力を続けるそうしたボランティア・スタッフたちも無事故で新年を迎えることができました。
巨悪に屈せず、真実の報道により、民衆の平和的な力で人類の未来を照らすメディアとして、本年も弛まず初志を貫徹するべくスタッフ一同精進していく所存です。ご指導、ご鞭撻のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げますとともに、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。
2006年1月1日
大紀元日本編集部