アナン事務総長、象牙海岸へ国連軍増派を勧告

2006/01/07 更新: 2006/01/07

【大紀元日本1月7日】国連安全保障理事会への報告書の中で、国連事務総長コフィ・アナン氏は、西アフリカ地区に国連軍3,400人と文民警察475人の増派を勧告した。コートジボワールでは、昨年10月に国民総選挙が予定されていたが1年以上遅滞している。

VOAによれば、現在、コートジボワールでは、国連軍約6,900人と仏軍4,000人が駐留、南部の政府支配地域と北部の反政府勢力支配地域との間に立ち、緩衝地帯を形成している。その他、文民警察700人は郊外の治安と象牙海岸地区の警察幹部訓練にあたっている。事務総長の勧告は、2日のアブジャ騒乱後の4日に発せられた。軍当局によると、この騒乱で10人が死亡したという。

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