イスラエル・シャロン首相、5時間の大手術、重篤

2006/01/08 更新: 2006/01/08

【大紀元日本1月8日】イスラエルシャロン首相が、エルサレムの病院で脳内出血の緊急手術を受けた後、重篤に陥っている。ハダッサ病院のショルモ・モ-ヨセフ医局長は、「6日の緊急手術によって、シャロン氏の脳内から血腫を摘出、脳圧を下げることに成功した」と述べた。VOA が伝えた。

ショルモ医局長は、「CTスキャンの結果では、首相の脳の状態は改善されている。8日までは絶対安静で、ユダヤの安息日が終わる7日日没まではこれ以上のコメントは差し控える」と述べた。医療専門家は、シャロン氏の病状は脳に回復不能なダメージを与えており、政界への復帰は難しいだろうと予測している。首相代行のヨド・オルマート氏をはじめとするイスラエル首脳部は、シャロン氏の病状を注意深く見守っている。

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