【大紀元日本1月18日】豪州の反テロ専門家は、アルカイダ組織の指導者ウサマ・ビンラディンが重度の腎臓病を患い、去年4月に死亡した可能性があると示唆した。
豪州国立大学の教授で、反テロリストの専門家であるウィリアムズ氏は、米国ABCの取材で、ビンラディン氏が重度の腎臓病を患ったことを証明する多くの情報をインドの関係者から入手したと明かした。同氏は「私が入手した資料から判断すれば、ビンラディンの腎臓病は極めて重いもので、正規の治療を受けても、去年4月にはすでに死亡しているはず」と説明した。
ウィリアムズ教授は、過去1年間のアルカイダ組織によるテロ襲撃とその犯行声明は、そのほとんどが2番手のザワヒリ副官と3番手のザルカウイによって出されており、ビンラディンが表に出てこなかったことを指摘。「ビンラディンがすでに死亡したかどうかを断定するのは難しい。しかし、医学的な分析や、同組織のこの1年間の活動状況から判断すれば、私は彼がすでに死亡していると推測する」と語った。