米政府、ハマスに武器解除を呼びかけ、軍事制裁も視野に

2006/02/01 更新: 2006/02/01

【大紀元日本2月1日】ブッシュ大統領は27日、コロンビア放送局(CBS)のインタビューに応じ、ハマスが主導となる新しいパレスチナ政府およびイランの核開発などについて、中東の新たな情勢に厳しく警告した。VOAが伝えた。

ブッシュ大統領は、米国はパレスチナ国内における種々の開発項目およびその他の需要に対して、2億3400万米ドルの援助を提供したことを発表した。ブッシュ大統領は、パレスチナ評議会選挙で勝利したイスラム原理主義組織ハマスが武器を解除し、イスラエルに対する暴力を放棄しなければ、米国はパレスチナの新自治政府に対する援助を断ち切ると強調した。

また、イラン問題について、ブッシュ大統領は、自由世界諸国はイランが核兵器を保有することは許さず、イランの核開発を阻止するためにあらゆる可能な計画および可能な選択を考慮し、すべての外交対策を講じなければならないと述べた。ブッシュ大統領は、軍事制裁は最後の手段であると示した。

少し前に、米上院はイランの核問題に対して一斉に譴責し、同問題を国連安保理へ移行することを支持した。米上院は、可決されたイラン核問題譴責議案の中で、イランは核問題に対して約束を守っていないと指摘した。

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