日中両国の外務次官会談、日本で10日開催

2006/02/06 更新: 2006/02/06

【大紀元日本2月6日】日中両国の外務次官による会談が今月10日に日本で開催することが予定されている。

今回の会談は日中両国外務次官による不定期な総合政策対話で、前回の会談は昨年十月に行われた。小泉首相が昨秋に靖国参拝した後、はじめての高官レベルの事務会談で、東京以外で開催する予定だという。日本側は谷内正太郎外務事務次官、中国側は副外長・戴秉国氏とアジア局長・胡正躍氏が参加する。会談日程は10日と11日の2日間。

外務省はまだ会談に関する詳細情報を公開していないだが、情報筋によると、冷え込んでいる両国の政治関係を打破するための議論が中心となるという。靖国神社問題や中国脅威論、日本領事館員の自殺問題、東シナ界の油田開発問題などの一連の問題が、両国の間で論争されているため、会談で言及されるかどうか、どの方面で両国関係が改善するなどが注目されている。

前回の会談前に、同省はこのような対話は理解を深めるためであり、特定の具体的問題を議論するためではないと表明したことがある。中国脅威論について、日本の内閣が「中国が日本侵略の『意図』を持っているとは考えていない。中国を脅威と認識しているわけではない」とする答弁書を出した。

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