日韓財務相、「外貨スワップ協定」に合意

2006/02/08 更新: 2006/02/08

【大紀元日本2月8日】谷垣禎一財務大臣は4日、訪日中の韓国副総理、財務経済相の韓徳洙市と東京・霞ヶ関の財務省内で会談し、アジア通貨危機などの経済危機の際にお互いの米国債など外貨を融通し合う「外貨スワップ協定」合意に到達、融資限度額を現行の70億米ドルから150億米ドルまで拡大した。今後も年一回、日韓蔵相会議を行うことを確認した。VOAが伝えた。

両財務相はこの外、石油価格の上昇が経済に与える影響、社会保険等についても会談し、日韓両随行団も税制が財政・経済に与える影響について討論した。アジア通貨危機の余波で経済に打撃を受けた韓国にとって今回の合意はメリットが大きく、日本側はこれによる「政治的改善」を期待する向きもある。

今回の韓国閣僚の来日は、昨年12月に慮武鉉・韓国大統領が歴史認識問題により訪日無期限延長を発表したことに次ぐもので、谷垣大臣は「歴史的に意義がある」と評価した。NHKは、「谷垣大臣は今回の会談で日韓経済協力を推進、各方面で日韓両国の関係改善を求めていくとみられる」と報道した。今年9月の自民党総裁選候補者中、谷垣氏は小泉首相の靖国参拝に反対の立場をとっているため、中韓外交に有利との見方がでている。

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