【大紀元日本5月15日】アサヒビールは浙江省湖州市徳清県に約40億円を投資し、北京、煙台、杭州、深せんのつづき、第五ビール工場を建設し中国における生産拡大を決定した。着工式は今月18日に行う予定。最新のビール工場は2007年5月から現地向け製品の生産を開始、年間生産量は1億リットルになる見通し。アサヒビールの中国生産量は15%上昇し、77万キロリットルとなり、中国で最大手の日本ビール企業となる。
アサヒビールは日本の大手ビール製造会社で、昨年国内市場で7・4億リットルを売り上げた。統計によると、中国は2003年に既に米国を抜き、世界最大のビール消費国となっている。
アサヒビールは2005年4月、日本の歴史教科書の検定問題で、「新しい教科書をつくる会」の賛助会員に、同社の幹部が名を連ねていたとして中国でやり玉に挙げられ、同社製品の不買運動が広がった。