ラムズフェルド米国防長官は3日、アジア地域で多国間の安全保障協力のネットワークが拡大しつつあることについて、「歓迎すべき変化」と評価した。
当地で開催中のアジア安全保障会議で述べた。
同長官は、アジア地域の安全保障体制はこれまで米国との2国間同盟が主となってきたが、テロや著作権侵害、災害救助に対する地域全体の取り組みにより強化されたと指摘。
「アジア地域における安全保障協力のネットワークは、米国をパートナーとして、2国間と多国間の両方で拡大しつつある」と述べ、「われわれはこれを歓迎すべき変化と受け止めている」と付け加えた。
(ロイター6月3日=シンガポール)