米海軍、グアム沖で大規模演習

2006/06/09 更新: 2006/06/09

【大紀元日本6月9日】米太平洋軍司令部(USPACOM)は6日、グアム沖で19日から23日の間、米海軍が大規模な演習を行う予定であると発表した。廣中新聞が伝えた。

米太平洋軍司令官のデニス・ブレア海軍大将によると、本演習には、「レーガン」「リンカーン」「キティホーク」の原子力空母3隻を含め、作戦艦艇30隻、戦闘機280機、部隊2万2000人が参加するという。

ブレア司令官によると、本演習の目的は、米海軍・任務統合部隊の指揮作戦能力を展示するためだという。米軍は現在、地球規模の戦力再編制を行っており、グアム島には緊急対応司令部を置く予定。

米軍は現在、グアム島に爆撃編隊と原子力潜水艦3隻を駐屯させており、2014年までに沖縄海兵隊が移転する予定。この他、6月26日から7月28日まで2年に1度の「環太平洋合同演習」が行われ、米国を始めとして、英国、オーストラリア、カナダ、チリ、ペルー、日本、韓国など部隊19000人が参加する。

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